ここでは多額の借金をした場合の配偶者の資産への影響について執筆します。子どもと借金、自己破産については次頁で書きます。
日本では夫婦といえども別財産制がしかれていますので、取り立て屋に支払い義務があると迫られても、借金の保証人になっていない限り支払い義務はありません。断固として拒否して下さい。
しかし素人が一人でいきりたっても笑われるだけですから、弁護士や司法書士に頼み自己破産手続きを開始する事により、いっさいの催告、取り立ては法律違反となり処罰対象となりますので、一家離散よりも自己破産が先決です。
家賃、医療費、教育費、食費などの生活費の為に、夫婦の一方が借金を負った場合、夫婦二人に債務返済の連帯責任が法律で規定されています。
しかしながら借金を申し込む場合、ギャンブルや異性や遊行費や土地売買や仕事の為に使う目的であっても、子どもの教育費や生活費の為にお金が必要だと申請するのが一般的です。よって貸金業者は、夫婦の連帯責任を主張して返済をせまってきます。
しかし、保証人契約を締結しておくべき、という理由や、友人や親戚への借金とは、借金の重みも利息も大きな隔たりがあることから、貸金業者への借金は日常家事債務には該当しないと解釈されるのが常識となっていますので配偶者に支払い義務はありません。
又、夫婦の一方が自己破産しても、自己破産者以外の財産は基本的に守られます。
自己破産のメリットは、全ての債務がなくなることですが、デメリットは何でしょうか。まず、わかりやすいところから説明すると、自己破産が認められて7年間は、ローンを組むことができなくなります。
車や家電製品などの購入の際にローンを組むことは出来ません。もちろん、クレジットカードを取得するのも、無理だと考えていいでしょう。つまり、自己破産後は、新たに借金をすることができないわけです。
自己破産で債務がなくなった債権者の、クレジットカードは、もしかしたら7年以上たっても、作ることが出来ない可能性もあります。そして、自己破産の手続き中は、資格制限といって、一定の職業に就くことが出来ません。
この場合、自己破産が認められれば、資格制限は解除されますから、あくまでも手続き中の話です。そして、一定の財産があって、自己破産をする場合には、その財産が処分されます。
自己破産のメリット・デメリットは、自分で調べることも出来ますが、自分にどれだけのメリット・デメリットがあるかは、専門家の判断を仰いだほうがわかりやすいかもしれません。
不安があるのはわかりますが、次に自己破産の体験談を載せておきますので、参考にしてください。
自己破産後の生き方は実に様々ですが、私が特に問題視しているのは、次の様なケースです。
借金の取り立てが厳しくなり妻子にも及んだ時、妻子だけ逃がし、離婚し、自己破産手続きをし、免責と同時に、自分はホームレスになる、というケースです。
絶賛・奨励しているのではありませんが、自己破産は、これまでの行き詰った生活をリセットし、再出発できる便利で素晴らしい制度です。
自己資産を持っている場合は、破産管財人に処分されますが、生活必要品と、99万円までの現金と家族名義の資産は手元に残ります。借金と家族の資産については次記事で書きます。
又、持家を競売にかけられる場合でも、買い手が確定するまでは、そのまま住んでいられます。
借家の場合、大家さんは自己破産者を家から追い出す事が出来ると法に定められていますが、賃料を支払っている限りは、そのまま住み続けられる事が判例で決まっております。
自己破産者が引越をする場合は、保障機関の個人信用情報でブラックが出て、家を貸してもらえないケースが今では多いので、保障会社ではなく、保証人をつけるのがお勧めです。
実家がしっかりしていれば、しばらくの間、家族ぐるみでお世話になるのもありですし、自己破産を手伝ってもらった弁護士や司法書士に相談することでも道が開けます。
自己破産をしたからと言ってホームレスになどならず、懸命に働いて社会に恩返しをする道を選択して下さい。
では、自己破産のメリットについて考えてみましょう。自己破産が認められた後の収入は、債務がなくなっているわけですから、全て自分で使うことが出来ます。毎月の支払いに追われることもなく、精神的な余裕も生まれるでしょう。
仕事にも集中することができ、安定した生活を送ることができるでしょう。実際に自己破産を経験した人の話でも、「思い切って自己破産をしてよかった」という意見が多数あります。
もちろん、借りたお金は、できればきちんと返すのが、人間として当たり前のことです。ですが、何らかの事情で、それができず、どんどん追い込まれていくのでは、人間としての生活を送ることさえできなくなってしまうのです。
中には、自己破産をするなんて無責任だという人もいます。それもわからないではないですが、自己破産とは、法律で決められている債務整理の、最終手段なのです。最後の砦といったところでしょうか。
自分で自己破産の手続きをすれば、費用もほとんどかかりませんが、専門的な知識を持った弁護士などに依頼すれば、債権者とのやり取りもスムーズです。費用は若干高くなりますが、自己破産手続きの時間がない人などは、依頼したほうが無難です。
ただし、自己破産には、デメリットも大きいですから、次の記事の内容もよく目を通しておくといいでしょう。
毎月の支払いが多く、いつも返済に追われている・返済しても元金が減らないなど、債務に関して非常に辛い状況になっている人は、自己破産を考えてもいいかもしれません。
自己破産と聞くと、ものすごく悪いことで、自分をなくしてしまうというイメージがありますが、そういう意味ではありません。あくまでも自分の財産がなくなってしまうだけで、自分が世間から外れてしまうことはないのです。
自己破産をすると、職場に知られてしまい、働くことが出来なくなるのでは、と思って躊躇していたという人も多く、イメージばかりが先走っています。戸籍に破産の記載がされる、子供の将来に響くなど、根拠のない噂も耳にしますが、それも間違いです。
自己破産が認められれば、その後の収入は自由に使えますし、債務もなくなります。もちろん、自己破産をすることで生じるデメリットもありますが、それは後で記述しましょう。
手続きなどが面倒では、と思う人もいますが、正しい知識を持っていれば、自分で手続きをすることは可能です。最近では、自己破産などの相談を無料でしてくれる弁護士事務所も多くなりましたし、公的機関でも相談する場を設けてくれています。
債務の返済が厳しいと感じている人は、一度相談していかがでしょうか。